6月一般質問③ 備前市への移住・定住戦略 〜ふるさと納税寄付者へのアプローチ〜
【杉原の提案】 一時的な補助金頼みではなく、マーケティング視点を持って「備前で稼ぎ、育ち、暮らせる」ストーリーを届ける必要性を訴えました。人口減少や高齢化が進む本市において、移住・定住の促進は、地域のコミュニティ維持や地場産業の担い手不足を解消するための、最重要課題です。
多くの自治体が「移住お祝い金」などの一過性の施策に走りがちですが、民間ビジネス、あるいは地方創生の現場において本当に重要なのは、「本市のファンになってくださっている見込み客に対し、いかに戦略的にアプローチし、ここ備前で『稼ぎ、育ち、安心して暮らせるイメージ』を届けられるか」という、中長期的なマーケティングの視点だと考えます。つまり、住みたくなるような魅力的な街に備前市をさらに磨き上げ、その情報コンテンツをなるべく多くの方々に届ける必要があります。
また定住に必要なこととして、安心した暮らしとともに、経済活動、教育環境でもあります。 備前市の貴重な地域資源を、本市の人口を増やすための「立体的な循環システム」へと昇華させていくため、以下の3点について、本市独自の戦略を伺います。
1点目として、現在の移住・定住促進に向けた取り組みの現状と、そこから見えてきた課題について伺います。また今あるデータをどのように受け止め、今後どのように活用されていくか市の方針について問いました。
2点目として、「経済活動、教育環境を含めた、備前市独自の定住ストーリー」を市としてどう描いているのか伺いました。
3点目として、市外の現役世代・子育て世代に向けて、デジタルやSNSをフル活用し、民間の「マーケティング視点」を軸にした戦略的な情報開示をどのように推進していくべきか、市のご所見を伺います。また移住定住のターゲットとして、ふるさと納税寄付者へのアプローチは考えられているか等お聞かせください。 すでに備前市に関心を持ってくれている「ふるさと納税の寄付者」をターゲットにした移住促進のアプローチを提案しました。
【市長の答弁】
- 今後のアプローチ: 備前市に理解と関心のある「関係人口」の獲得に力を入れます。若者の起業や事業承継などのニーズに対応できる支援制度の研究も進めます。
- ふるさと納税寄付者への展開: 現在、寄付者への観光・グルメなどの魅力発信は行っていますが、「移住定住のターゲットとしてのアプローチ」は実施できていません。今後、関係部署と連携してアプローチを検討してまいります。
💡【杉原ごろうの視点】 ふるさと納税の寄付者は、すでに備前市のファン(見込み客)です。この層へのアプローチが手薄だった現状が明らかになり、今後「検討していく」との答弁を得られたことは大きな収穫です。民間ビジネスのノウハウを市政にフィードバックされることにも理解がありました。
再質問でも述べましたが、ふるさと納税と関連付けて、たとえば【備前ファンミーティング】や【備前感謝祭】などは民間ビジネスでもよく利用されるファンビジネスのノウハウです。見込み客や、ターゲットに体験と情報でアプローチし、今ある備前市をアップデートすることで移住定住にも効果が波及すればと考えます。